AAの疑問

すぐわかるひろしまドッグぱーくトラブルQ&A

アーク・エンジェルズ(AA)の広島でのレスキュー問題に興味は持ったけど話の流れが分からない方はこちらで


Q1.募金はどのくらい集まったの?

A.代表・統括である林夫妻以外は正確な金額がわかりません。

12月11日の記者会見でのAA発表では\59,110,986となってます。ただし、手渡し・募金箱・バザー売り上げ・書留その他の金額は含まれていません。公開した通帳で確認できるのは、最初の一行の残高のみでした。また入出金の記録も無く、「公開」した通帳とは、実際は、通帳ページの一部で振替の文字と共に印字された部分のみです。それに銀行口座に関してはオンライン口座のモニター画面のようで、こちらも入出金は不明です。これではもちろん、公開とはいえませんがAAはこれ以上の公開意志が無いようです。

また、12月11日の記者会見で公約した医療費領収書の公開も翌12月12日に広島テレビが約束どおり取材に行くと突然のNG。理由は「獣医師会から公開のストップがかかった」と統括が発言し納得のいかない取材陣が現場に居合わせた獣医師に真偽を尋ねると「獣医師会としてはそのような発言をしていない」と混乱。結局、公開ドタキャンの説明も無いまま現在に至ってます。 その発言の様子(You Tube)はこちら。【大きな力が働きYou Tubeから削除されてしまいました。】

昨年末に広島県獣医師会が「ひろしまドッグぱーくに対するボランティア活動と獣医療提供等の概要」というレポートを発表しております。レポートによりますと獣医師会が支援に参加した獣医師にアンケートを実施しAAに請求した金額(獣医療費の3割+薬品及び機材費全額)は¥660,123となっております。上記の¥4,838,324円から差し引いた¥4,178,201は誰に支払われたのでしょうか?仮に獣医療費の全額+薬品及び機材費全額を請求されていたとしても¥1,587,209です。もしそれを差引いたとしても¥3,251,115です。これだけの金額が広島県外から来られた獣医師に支払われたとでも言うのでしょうか?未だにAAからの公式な発表がないため12月11日の発表の医療費も疑わざるを得ない状況になっております。

さらに、12月23日のAAのホームページによれば支援物資と共に同封されていた寄付金があったそうですが、ある時期からそれが事務所に届けられていないと記しています。このお金も不明金となりますからお金を管理していた人間以外は把握できないことになります。

だからといってうやむやに済ます訳にはいかないですよね?

参考1:広島ホームテレビJステーションへ11月末での説明。
参考2:朝日放送ムーブ2006年12月12日放送(その模様はこちら【大きな力が働きYou Tubeから削除されてしまいました。】)
収入: 6025万8763円
内訳
寄付金等
  • (銀行振り込み)2854万円
  • (郵便振込み) 2632万円
  • (書留)       40万円
  • (手渡し)      95万円
  • (募金箱)     309万円
  • (バザー)      96万円
 
支出: 718万1062円
内訳
医療費    483万8324円
活動費    234万2748円

このように説明されたそうですが実際は1億超にもなるのではないかとも言われています。しかし詳細は藪の中。AAの定款第33条には「この団体の資産は理事長が管理し…云々」となっています。理事長と言うのは林代表が就任しているので知っているのは林代表夫妻のみという事になります。知らないとなればその責を問われても仕方ありません。ただしこの定款はトップページのわかりやすいところにはなく非常に分かりづらい部分でリンクされています。一部では定款の最終ページに「平成18年6月30日」に発行したはずなのに11月以降同じ日付の状態で2度ほど書き換えられている話しがございます。改ざんされた定款ならば責任は問えなくなりますね。

1月1日付の中国新聞では「ドッグぱーく衰弱犬救助 寄付金1億円超す?」と言う記事が出ました。記事の内容によれば「複数の関係者によると、AAが犬の救助に入った九月二十六日以降、ネット銀行には少なくとも五千万円以上、郵便局にも六千万円を超える入金があり、総額は一億一千万円をさらに上回る可能性が強いことが分かった。また、AAは会見で、ネット銀行からは約四百八十万円を支払いのために引き出し、郵便局口座からの引き出しはないとしていたが、郵便局からは二度にわたり計約四千万円が下ろされていたことも分かった。」としています。林代表はこの金額について「経理担当のボランティアに任せており、総額は知らなかった。確認したい。」と中国新聞に対して答えたようです。11月から疑惑が叫ばれている中、今頃になってこのような返答をしているのはどういうつもりなのでしょうか?

「ドッグぱーく衰弱犬救助 寄付金1億円超す?」(中国新聞)の記事はこちら

【2/2附記 また定款が書き換えられました】
前述した定款の改竄がまた行われました。 今回改竄されたのは大まかに2点 日付は前回同様「平成18年6月30日」のままです。
定款と言うものは記されている内容がその団体の規則であり活動内容となるものです。遊びで“動物愛護団体の真似事”をし“子供銀行発行のおもちゃのお金を扱ってママゴトをしている”のとは訳が違うのです。曲がりなりにも動物愛護団体を名乗り、会費等を集めて活動しているのですから正規の手続きに則り定款の改正をし、改正した日付を記すべきではないでしょうか?あなたの周りの会社や団体でこのような改竄が許されますか?これが正常な団体のする事だとご覧の皆様は御思いになりますか?

定款の変遷については附記.定款の改ざんについてを設けましたのでお時間があればご覧ください。

【2/28追記 収支報告“らしい”記者会見があったようです。】
AAは自身の広島のHP上で2月22日に月末の27日に「『広島ドックぱーく終結』記者会見を行います。」と案内しました。この文章からすれば報道関係は広島の収支報告があり、ドッグぱーくでのさまざまの疑問点が解消されるであろうものと考えておられたようです。
しかし、いざ会見が始まると収支報告で出されたものはAA全体での収支報告だったようです。AAが期末毎にしている会計報告と混同して発表され、疑惑を晴らすどころか、さらに疑念を持たざるをえない状況になっています。記者会見では毎回の事ですが、自ら作成した資料だけを提示し、寄付の使途や預金残高を証明するもの、寄付した人の数やその内訳などは明確にされませんでした。それを根拠に収支を明らかにしてもとてもじゃないですが信用に値するものではありません。今回の会見でも降って湧いたようにシェルター基金名目での寄付が約5,750万円と出て来たり、11月にはAAの寄付金口座から代表個人の口座に約1,500万円を移動するなど不明瞭な点が多く資金管理の杜撰さが明らかとなっています。このような管理能力で犬の個体管理などできるのでしょうか?
報道各社が詰め寄った為に咄嗟に言ったのかもしれませんが、ひろしまドッグぱーく関連の収支報告について代表は、「改めて行いたい」と話したようです。しかし、会計士を入れて報告すると言っていたのに税理士を同席させての報告をするなどという事を繰り返している団体の言う事は期待するだけ無駄なのかもしれません。
「支援金は1億2610万円 ドッグぱーく救援団体」(中国新聞)の記事はこちら
参考1:朝日放送ムーブ2007年2月27日放送
収入: 1億3606万円
内訳
一般募金:    6411万円
シェルター基金: 5748万円
会費:        120万円
グッズ販売:    366万円
その他:       961万円(こちらで上記を差引)
 
支出: 1584万円
内訳
医療費    488万円
活動費    382万円
その他    714万円(こちらで上記を差引)
 
預金残高内訳
郵便   2543万円
銀行   6923万円
代表個人 872万円
参考2:広島ホームテレビJステーション2007年2月27日放送
避妊・去勢補助金  約359万円
支援金返還金額   約397万円
参考3:広島ホームテレビJステーション2007年3月2日放送
収入: 1億2610万2763円
内訳
一般募金:      6410万7796円
シェルター基金:   5748万2306円
募金箱など:      451万2661円
支出
医療費・事務所費等:???????円
返還
避妊・去勢補助金 359万円(197頭分)
支援金返還金額  396万1871円(251人分)
 
アークエンジェルズへの月別支援金
  • 4〜8月: 326万5428円
  • 9月:  1467万6703円
  • 10月: 9752万3560円
  • 11月:  975万3556円
  • 12月:  117万5555円
 
アークエンジェルズ口座残金総額
1億377万1973円

ここに来てもひろしまドッグぱーくの収支をまとめていないと平然と言って退ける事ができる代表がトップの団体が信用できる団体なのでしょうか?

【3/19追記 会計報告“らしい”報告がAAのHP上であったようです。】
あまりのも杜撰な会計報告が3月14日にAAのHP上で公開されました。詳しくはAAのHPをご覧になってください。広島DPでの報告では9月・10月の募金箱収入が「0」、バザー・グッズ販売に至っては全く計上されていません。さらに1月には「支払い手数料」として100万円超の経費を計上しています。恐らく組戻しの手数料も含まれているものと思いますが、組戻しを請求した人達は手数料を引かれて組戻しされています。他に100万円もかかる手数料の支払いがあったと言うのなら理解もできますが…。呆れるぐらい辻褄合わせの報告です。全体の会計報告でもシェルター基金が何時どの段階でどれくらい集まっているのか分からないような報告にしております。シェルター用の土地は早い段階で取得されているという噂もあり、どうしても約6,000万円を計上しておかないと駄目な理由があるのかもしれません。疑問を持たれているのに何故このようないい加減な報告を堂々と出せるのか、あなたには理解できますか?全く持って論評に値しないとはこの事だろうと思います。
【10/4追記 裁判資料において不透明なお金の流れが発覚しました。また12月の記者会見時点でも1億円を超える募金がすでにあった事実が発覚しました。】
ただ今AAとひろしまドッグぱーく原告の会が係争中です。その裁判の中でお金の流れの一部を知る事ができる資料が原告の会より開示されました。
AAは12月11日の会見で約6000万円の寄付金があったと答えていましたが、その時点ですでに1億円を超える寄付金が集まっていた事が分かりました。この件に対し代表は「支援金シェルター基金を同じ口座に入れていた。理由はわからないが、合算せずに支援金の分だけ報告を受けて公表しただけで、隠すつもりなどなかった。」とまたもやその場しのぎの回答をマスコミにしています。
またこの資料では不自然と思われる資金移動が散見されます。これに対して代表は「支払いなどの便宜上、いったん別の口座に振り込んで支払いをしたものがある。領収書も残っているので金の流れは辿る事ができる。」とマスコミに返答したようです。この方々は団体に対する疑惑を晴らす意図は無いのでしょうか?
極めつけはシェルター資金が資料上で合算しても45万円程度しかない事に対して「シェルター基金は支援金と同じ口座に入っているため、見かけはわからないがシェルター用に振り込まれたものかどうかの資料(振り込み記録、手紙など)が残っているので色分けされている。」と回答。自ら疑惑を晴らす心があるならAAにはホームページもあるわけですからすぐに開示すれば良いにもかかわらず、10月4日時点でも開示されていません。AA代表はブログ上で一部マスコミに対して「やりっぱかよ」と仰っていますが、AA代表こそ「言いっぱかよ」と言われても仕方ないのではないでしょうか?
資料をよく眺めてみると色々な事が分かると思われます。時間に余裕がある方は解析してみて下さい。
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