AAの疑問

すぐわかるひろしまドッグぱーくトラブルQ&A

アーク・エンジェルズ(AA)の広島でのレスキュー問題に興味は持ったけど話の流れが分からない方はこちらで


Q22.AAがオークションでシャンプー売ったらダメなの?

A.シャンプーでも薬事法に抵触する動物用医薬品は許可無く販売してはいけません。

AAは2007年11月半ば頃からヤフーオークションにて「angels20051001」のIDでノルバサンシャンプーとホスティーンSを販売していたようです。ノルバサンシャンプーに関しては動物用医薬部外品、ホスティーンSに関しては動物用医薬品です。当然、動物用とはいえ医薬品ですから薬事法の元で扱われる商品です。このような商品を販売する場合は都道府県に許可を求め、許可が下りれば販売可能となるはずですが、AAはこの許可を取っていませんでした。つまり医薬品を無許可販売していたという事になります。この件に関して朝日放送の「ムーブ!」が2008年1月15日の放送で取り上げました。

その放送される日の午前中にAAのホームページのトップで「お詫び」と言う謝罪文が掲載されました。それを要約します。

・ AA側の認識不足で、許可なく第三者へ渡してしまった。
・ 動物用医薬品であるホスティーンSは救援物資だが消費期限があり、保護犬用フード缶詰が不足した状態でそれを有効活用する為に販売した。
・ 営利目的ではない。
・ 薬事法違反になると知ったので、購入者には返金処理した。
・ 知らなかった事とは言え、迷惑を掛けた事を深くお詫びする。

以上のような内容の謝罪文が掲載されました。

この謝罪文には今までAAと言う団体が世間に発信し続けてきた情報と大きく矛盾する点が多く含まれています。「保護犬用フード缶詰が不足している」の部分に関してはAAの高島市進出に反対する反対期成同盟に出した資料の中で、「経費、維持管理費に関しては現在の団体の資産からすると、今後募金等が無くても3年間は維持できる。」と述べていました。当然ながら保護犬に対する食費も経費のはずです。保護犬用フード缶詰を買うためのお金が不足しているとは反対期成同盟に対して提出した資料が虚偽だった事になってしまいます。「営利目的ではない」の部分に関しては救援物資であるのだから、無償で提供された物資のはずです。営利目的で無いならば、通常は購入した値段で譲り渡すはずです。今回の場合は無償で提供された物ですから、当然無償で譲渡する事によって営利目的で無いと言えるはずです。「薬事法違反になると知ったので、購入者には返金処理した。」の部分に関しては返金したからそれで済むわけではありません。例えば、個人が病院から処方して貰った向精神薬等を他人に譲渡し、薬事法違反を知ったので返金したでは済まないのは子供でも分かる話です。また最後の「知らなかった事とは言え、迷惑を掛けた事を深くお詫びする」の部分と共にAA代表自らの発言を振り返るべきでしょう。日々発信し続けている自らのブログの2007年8月29日の記事の中で、「モノを盗んでも返せば罪は帳消しになるかというとそうではない。罪は罪。」と述べています。他人には厳格を、自らには寛容を求めていては信用という事が成り立ちません。

一部の方々は「余った支援物資を販売して何が悪いんだ。有効活用ではないか?」と言うような考え方をされているようです。ここで考えてもらいたいのはひろしまドッグぱーくの件で集めた支援物資です。AAの怪しさを追い続けていた人々はAAが広島での譲渡会以降も必要以上の支援物資を集め続け、このような転売をするのではないかと危惧しておりました。案の定、このような事態となりました。AAと言う団体があの時に何故、必要以上に物資を集め続けたのかを今一度考えるべき時なのではないでしょうか?

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